リースはコロッセオの時代から存在した!
クリスマスに飾られるリースですが、実はキリスト教由来のものではないんです。
そもそもリースとは、植物で作られた装飾用の輪のことを指します。
その起源は古代ローマ時代まで遡り、お祭りやお祝い事で冠として身につけられていました。
その後世界に広まり、やがてキリスト教にも取り入れられるようになりました。
キリスト教にとってヒイラギを使ったリースは「キリストが十字架にかけられた際にかぶっていたいばらの冠」を象徴するものであり、クリスマスリースとして飾られるようになったという説があります。
どこに飾ろう?いつから飾る?
クリスマスリースには魔除けの意味があるため、玄関ドアに飾る家庭が多いようです。
もちろん、リビングなど屋内の壁に飾って楽しむこともできます。
かつては鉄道会社が列車のヘッドマークに飾ったこともありました。
クリスマスリースは飾る場所を問わないので、好みやライフスタイルに合わせて楽しみましょう!
日本でクリスマスムードが始まるのは11月後半頃であり、それに合わせて飾り始める人が多いようです。
クリスマスが終わるとすぐにお正月の準備が始まり、クリスマスリースがしめ縄に変えられます。
しかし、クリスマス飾りをお正月飾りに差し替えることで、お年賀飾りとして長く楽しめるリースもあります。
リースには新年に向けた豊作祈願の意味もあるので、この方法を取り入れるのもいいかもしれませんね!
自分好みのリースを作ってみよう!
準備するもの
・リース台
・お好きなお花や葉っぱなどの植物
・お好きな装飾品(リボンなど)
・ワイヤー
作り方
1.植物にワイヤーを固定してヘアピンのような状態にする
2.リース台に植物を取り付ける
3.装飾品を取り付ける
店長オススメの花材
薩摩杉
モコモコでボリュームたっぷりな見た目であり、切り分けやすいため取り扱いやすい植物です
モミ
葉の裏が白っぽくてやわらかく、加工が容易です
常緑樹であるため冬でも鮮やかな緑色を保ってくれます
松ぼっくり
「収穫」の意味を表しており、本年の収穫への感謝と翌年の豊作を祈願する意味が込められています
赤りんご
長期間の保存が可能であり栄養豊富なため、神様へのお供え物として使われるようになりました
ポインセチア造花
ポインセチアの生花は長持ちしませんが、造花にすることで長い間ポインセチアを楽しむことができます
コットンフラワー
白くフワフワな見た目はまるで雪のようであり、リースに冬を演出してくれます