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御供のお花について

御供のお花について

心を込めて贈る御供えのお花

〜マナーと想いを大切にした、現代の“供花”のかたち〜

「お花を贈る」という行為には、いろんな意味や想いが込められます。
その中でも、御供えのお花は、とても特別で、そして繊細な気持ちを届けるための贈りものです。

葬儀や法要、命日や月命日、また、ふと故人を想う日にも。
「忘れていません」「あなたを想っています」
そんな気持ちを、言葉にするのはむずかしいけれど、お花なら素直に伝えられる。
今回はそんな御供えのお花について、マナーや選び方、最近の傾向も含めてお話ししていきます。


◆ 御供え花とは?

御供(おそなえ)のお花とは、亡くなられた方やそのご家族、また仏様や神様に対して贈る花のことです。
葬儀や法事の際に贈る「供花(きょうか)」はもちろん、日常的に仏壇にお供えする「仏花(ぶっか)」も含まれます。

目的は大きく2つ。

  • 故人の冥福を祈る

  • 遺されたご家族への慰めと気遣い

つまり、「あなたのことを想っています」という気持ちを、形にして伝えるものなのです。


◆ 贈る場面とタイミング

御供花は、シーンによって呼び方や贈り方も少しずつ変わります。

◉ 葬儀・通夜に贈る場合

  • 「供花(きょうか)」としてスタンド花などを式場に届けます。

  • 故人との関係性が深い場合や会社・団体からの贈答に多いです。

◉ 命日や法要

  • 一周忌・三回忌などの節目の法要に贈るお花。

  • ご自宅やお寺へのお届け、もしくは持参されるケースが一般的です。

◉ 月命日・日常のお供え

  • 毎月の命日や、ふと思い出した時に贈ることも。

  • 最近では、命日に合わせて定期的にお花を送る「お供え定期便」のようなサービスも増えています。


◆ 御供え花の基本マナー

御供えのお花には、いくつか守りたいマナーや気遣いがあります。
とはいえ、決して“正解”がひとつではないからこそ、相手の宗教や状況に合わせた選び方が大切になります。

◉ 色合い

  • 基本は白を基調にした、淡い色合いの花が主流です。

  • 淡いピンクや水色、紫など、やさしい色味が好まれます。

  • 華やかすぎず、落ち着いた印象を心がけましょう。

◉ 花の種類

  • 仏花の定番:菊・カーネーション・リンドウ・スターチス・トルコキキョウなど

  • 洋花中心でもOK:近年ではバラやガーベラなども御供えに使われるように

昔は「仏花=菊だけ」のようなイメージもありましたが、今はだいぶ柔らかくなってきました。
ご家族の意向や雰囲気に合わせて、やさしいアレンジを選ぶ方も増えています。

◉ 避けたい花

  • トゲのあるバラ(近年では柔らかい色味のバラならOKなことも)

  • 毒のある彼岸花など(マナーとして避けられる傾向)

※ただし、故人が好きだった花をあえて入れるという選び方もあり、「マナーより想い」を優先することもあります。


◆ 供花・仏花の形式いろいろ

用途に合わせて、贈る花の形式もさまざまです。

◉ スタンド花

  • 葬儀などでよく見られる大型の供花

  • 一般的には1段・2段で「○○家一同」「○○株式会社」などの札をつけて供えます

◉ アレンジメント

  • 器に挿してあるタイプの花束

  • 水替えの必要がなく、持ち帰りやすいので法要や命日での贈り物に◎

◉ 花束

  • 直接手渡しされるときや、ご家族が花瓶を用意している場合に

◉ プリザーブドフラワー・ソープフラワー

  • 枯れない・水替えが不要なので、お手入れが難しい高齢の方や施設に住まわれている方へ


◆ 最近の傾向とニーズの変化

現代の御供え花には、いくつかの新しい流れが見られます。

◉ より個人を想った「オーダーメイド」が増えている

「白と紫だけでなく、故人の好きだったオレンジを少し入れてください」
「犬好きだったから、ワンちゃんのお花も添えて」
そんな声が増えました。決まった形より、その人らしさを大切にする贈り方が増えています。

◉ 仏花っぽくない御供え花

シンプルな洋風アレンジや、リビングに置けるようなデザインで「気負わず贈れる」スタイルも人気です。
供花=地味、ではなく、やさしさと上品さのある祈りの花へと変わってきています。

◉ SNSの影響で“贈りやすく”なった

Instagramなどで御供えアレンジの写真を見て、「こんな感じでお願いします」と相談される方も増えています。
写真を見せながら相談できるので、花屋としても細かい要望に応えやすくなりました。


◆ 贈るときのひとことメッセージ

御供えのお花にメッセージカードを添える場合は、以下のような文が一般的です。

  • 「心よりご冥福をお祈り申し上げます」

  • 「○○さんのご冥福をお祈りいたします」

  • 「いつまでも忘れません。ありがとう」

  • 「天国で穏やかに過ごされていますように」

形式的な文だけでなく、自分の言葉で書くのもとても大切。
「また会いたいね」「会いに行きます」
そんな一言が、ご遺族の心にそっと寄り添うこともあります。


◆ 花屋として大切にしたいこと

花はモノだけれど、届けるのは想いです。
とくに御供えのお花は、「なぜこの花なのか」「どういう気持ちを届けたいのか」がとても重要。

フラワーショップバンビーノでは、ご相談を受けるときに「故人のこと」「贈る方の気持ち」「置く場所」などを丁寧にお聞きしています。
マナーも大事ですが、それよりももっと大切なのは、「あなたらしい贈り方」を一緒に考えることだと私たちは思っています。


おわりに

御供えのお花は、静かに、やさしく、相手の心に寄り添うものです。
花を通して伝えられることがある。
花屋という仕事は、その大切な言葉の代わりを作る仕事なんだと、あらためて実感します。

贈る方のやさしさと、想いを受け取る方の心が、ほんの少しでもあたたかくなりますように。


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