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夏のお花『ひまわり』

夏のお花『ひまわり』

🌻 太陽を見つめて咲く花——ひまわりが教えてくれること

毎年、6月の終わり頃から店頭に並びはじめるひまわり。
店の花瓶に最初の1本を活けたとき、ふわっと空気が夏に変わるのを感じます。
季節の移ろいは、花屋にとって「匂い」や「色」でやってきますが、ひまわりはまさに“夏のスイッチ”のような存在です。

ある日、常連のお客様がこう言いました。
「なんかね、ひまわりって“元気出しなよ”って言ってくれてる気がするの。」
その方はちょっと仕事で疲れているように見えて、でも花を抱えて帰っていく後ろ姿は、ほんの少しだけ軽くなっていたように思いました。


◆ 向日葵(ひまわり)という名前の意味

ひまわりの語源は「日回り」。
若い時期のひまわりは、太陽の動きを追うように花を回します(これを「向日性」といいます)。
太陽に顔を向けて咲く——なんとも健気で、真っ直ぐで、少し切ないイメージすらあるその姿は、昔から人々の心をとらえてきました。

花言葉には、「あなただけを見つめている」「憧れ」「敬慕」「情熱」などがあり、恋愛にも自己表現にもぴったりな意味を持ちます。
“まっすぐ見つめる”ことがどれだけ難しい時代でも、ひまわりだけは毎年ちゃんと太陽を見上げています。


◆ ひまわりの種類はこんなにある!

「ひまわり=大きくて黄色」というイメージが強いかもしれませんが、実は今ではさまざまな品種があります。

サンリッチシリーズ:花屋でも人気の、発色の良い大輪品種。花粉が出ないのでギフトにも◎
プロカットレッド:赤茶色のシックなカラーで、ちょっと大人っぽい印象に。
東北八重:花びらがふわっと重なり、まるで黄色いポンポンのよう。
ミニひまわり:手のひらサイズで、テーブルの上や玄関にも気軽に飾れます。

お客様の中には「黄色はちょっと元気すぎて…」とおっしゃる方もいますが、そんな方にはシックなブラウン系やオレンジ系のひまわりをおすすめしています。
花の印象は色で大きく変わるので、日々の気分に合わせて選ぶのも楽しいですね。


◆ 飾ると部屋も心も明るくなる

ひまわりの魅力は、何といっても“空間に光を作る”こと。
たとえば白い壁の前にひまわりを1輪置くだけで、まるでそこだけ陽が差しているかのように感じられることがあります。
それは色の力かもしれませんし、太陽の方向に伸びようとする形のせいかもしれません。
不思議なことに、どんなに小さな花瓶でも、ひまわりがあると「前向き」な空気が生まれます。

「なんとなく最近、気持ちが晴れなくて…」という方にこそ、ひまわりはおすすめです。
理由なんていりません。
ただそこに咲いているだけで、何かが少しだけ変わる——そんな花です。


◆ 花屋のひまわりエピソード

以前、年配の男性のお客様が「孫が夏休みに遊びに来るんやけど、玄関に元気な花を飾っておきたい」と言って、たくさんのひまわりを買っていかれました。
1週間後、「喜んでくれてなぁ、“じぃじの家はお日さまの匂いがする”って言われてん」と、笑って話してくれました。

また、ある女性は、亡くなったお母様の命日に、毎年必ずひまわりを買いに来られます。
「母は夏が好きでね、いつも庭でひまわりを育ててたの。だから今でも、ひまわりを飾ると“あぁ、お母さん来てくれてるな”って思うの。」

花はただ飾るだけのものじゃなくて、「記憶」や「想い」を宿すこともあるんだと、ひまわりを見るたびに思い出します。


◆ 最後に——ひまわりと一緒に、少しだけ前を向いてみよう

この夏、もし何かに疲れていたり、気持ちがうまく晴れなかったりしたら。
どうか、ひまわりを1本だけでも飾ってみてください。
その姿を見ていると、不思議と「まあ、明日もやってみるか」と思えてきたりするから不思議です。

太陽に向かって咲くひまわりのように。
私たちも、自分のペースでゆっくりと、前を向けたらいいですね。

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