夏にぴったりな観葉植物と涼やかな暮らし
夏は日差しが強く、外に出れば灼熱の空気が肌を包みます。
そんな季節こそ、室内に涼やかなグリーンを取り入れることで、視覚的にも気持ち的にも爽やかに過ごせます。
観葉植物は、インテリアとしての魅力はもちろん、空気清浄効果やリラックス効果も期待できる、夏の暮らしにぴったりな存在です。
1. 夏に観葉植物を取り入れるメリット
1-1. 見た目の涼しさ
グリーンは色彩心理的に涼感を与える色とされています。
真夏の暑さに疲れた心を和ませ、部屋全体を爽やかに見せてくれます。
1-2. 室内環境の改善
観葉植物は光合成によって酸素を生み出し、一部は有害物質を吸着・分解します。
夏は冷房を使うことで空気がこもりがちですが、植物があることで室内の空気がやわらかく感じられます。
1-3. 育てやすい季節
多くの観葉植物は春から秋が生育期。特に夏は光や水分をたくさん取り込み、成長が早く、葉の展開も見られる時期です。
2. 夏におすすめの観葉植物10選
2-1. モンステラ
大きな切れ込みの入った葉が特徴の熱帯植物。南国リゾートのような雰囲気を演出できます。
管理のポイント:直射日光は避け、明るい日陰で育てると葉焼けを防げます。水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。
2-2. パキラ
編み込まれた幹が特徴的で、インテリア性も高く人気の植物。生命力が強く、初心者にもおすすめ。
管理のポイント:乾燥気味を好むため、水やりは土が完全に乾いてから。
2-3. アレカヤシ
細長くしなやかな葉が涼しげで、部屋をリゾートムードにしてくれます。
管理のポイント:湿度を好むため、こまめに葉水を与えると美しい葉色を保てます。
2-4. サンスベリア
シャープな立ち姿と空気清浄効果で知られる丈夫な植物。乾燥に強く、手間がかかりません。
管理のポイント:真夏でも直射日光に耐えますが、葉焼けが気になる場合はレースカーテン越しに。
2-5. ポトス
つる性で、吊り鉢や棚の上から垂らすように飾れる万能植物。
管理のポイント:明るい日陰を好みます。水差しでも発根するので増やす楽しみも。
2-6. フィカス・ウンベラータ
大きくハート形の葉が柔らかな雰囲気を演出します。
管理のポイント:耐陰性がありますが、たまに日光に当てることで健康に育ちます。
2-7. シェフレラ(カポック)
小さな葉が放射状に広がり、可愛らしい印象の植物。非常に丈夫で育てやすいです。
管理のポイント:水やりは控えめに。定期的な葉水で葉の艶を保ちます。
2-8. オリヅルラン
細長い葉とランナーから垂れ下がる子株が特徴的。
管理のポイント:直射日光を避け、明るい半日陰で管理。吊り鉢にも向きます。
2-9. ディフェンバキア
大きな斑入り葉が存在感たっぷりの熱帯植物。
管理のポイント:葉に毒性があるため、小さなお子様やペットのいるご家庭では設置場所に注意。
2-10. エバーフレッシュ
夜になると葉を閉じるユニークな性質を持ちます。
管理のポイント:風通しの良い場所で育てると害虫予防になります。
3. 夏の観葉植物管理のポイント
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水やりは朝か夕方に
真昼の水やりは鉢内の温度を上げてしまうため、根を傷める原因になります。 -
葉水で湿度を補う
冷房や扇風機で乾燥しやすい夏は、霧吹きで葉を潤わせるとハダニ予防にも。 -
肥料は控えめに
夏は成長期ですが、真夏の猛暑日は肥料やけに注意。薄めた液肥を月2〜3回が目安。 -
直射日光の調整
強すぎる光は葉焼けの原因に。レースカーテン越しや半日陰がベストです。
4. インテリアとしての取り入れ方
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高さを出す:床置き植物は鉢カバーや台を利用し、目線の高さにグリーンが来るよう配置。
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吊るす:ポトスやオリヅルランなどは天井や窓辺に吊るすと立体的な空間に。
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まとめ置き:3〜5種類の植物をコーナーにまとめ、グリーンの小さな森を演出。
5. 夏らしいコーディネート例
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南国リゾート風:モンステラ、アレカヤシ、パキラを組み合わせてラタン家具と合わせる。
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ナチュラル北欧風:ウンベラータやポトスを白や木目の鉢でまとめる。
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モダンスタイル:サンスベリアやシェフレラをモノトーンの鉢に植える。
6. 観葉植物の風水効果
観葉植物は、風水においても空間の気を整えるアイテムとされています。
夏はエネルギーが強まりやすい季節ですが、グリーンを上手に配置することで、心地よい流れを作れます。
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金運アップ:パキラ、モンステラ(特に玄関やリビングの東南)
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人間関係運:ウンベラータ、シェフレラ(リビングやダイニング)
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健康運:サンスベリア、オリヅルラン(寝室や玄関)
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仕事運・集中力:ポトス、アレカヤシ(デスク周り)
方位や部屋の用途に合わせて選ぶと、インテリア性と開運効果を同時に得られます。
7. 夏の害虫対策
観葉植物は夏場、特に害虫が発生しやすい時期です。
代表的な害虫と対策を押さえておきましょう。
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ハダニ:葉の裏に小さな赤や黒の点がつき、葉がかすれたようになる。
→ 葉水で湿度を保つ。発生したら水で洗い流すか専用スプレーを使用。 -
アブラムシ:新芽や蕾に群がり、ベタベタとした甘露を出す。
→ 見つけ次第取り除く。風通しを良くして予防。 -
カイガラムシ:硬い殻に覆われた小さな虫が茎や葉に付着。
→ 歯ブラシや綿棒でこそげ落とす。放置すると葉が黄変。
害虫は高温・乾燥・風通しの悪さで発生しやすいため、日常の管理で予防することが大切です。
8. フラワーショップバンビーノのご案内
フラワーショップバンビーノでは、夏の暮らしを涼やかに彩る観葉植物を多数ご用意しています。
定番のパキラやモンステラはもちろん、珍しい品種やギフト仕様のラッピングも承ります。
観葉植物に合う鉢カバーやスタンドも取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください。
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所在地:大阪府大阪市都島区(京橋駅近く)
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TEL:06-4801-8741
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営業時間:10:00〜19:00
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定休日:火曜・日曜