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お正月飾りってなぜ飾るの?今の形の由来は?

お正月飾りってなぜ飾るの?今の形の由来は?

 



 

歓迎の証、しめ縄

しめ飾りの由来は神社のしめ縄からきています。
しめ縄は神様が降りた神聖な場所を示すものであり、不浄のものや悪霊は入れない防御壁や魔除けの役割を果たしています。
そのため、しめ飾りを玄関に飾るのは、神様に歓迎の意思を伝えるためといわれています。
昔は各家庭にしめ縄を張っていましたが、時間が経つにつれ簡易的なものに変化していきました。
一般的な処分方法は「どんど焼き」に持ち込んでお焚き上げしていただくものです。
神社や自治体によって回収してくれるところもあるので、そちらを利用することもできます。
 




子供がうれしいアレの由来、鏡餅

鏡餅は新年の神様である「年神様」へのお供え物として飾られています。
鏡餅は二段にすることで、月()と日()を表しています。
また、「福が重なる」「円満に年を重ねる」という意味もあります。
それぞれの飾りにも意味があり、上にのせる橙には家が代々栄えるように、裏白は古い葉が落ちずに新しい葉が出てくることから生命力と長寿の象徴など、縁起がよくポジティブです。
111日には鏡開きが行われ、運気や力を体に取り入れて一年の健康と豊作にあやかれると考えられています。
その際、年神様の代理人とされる家長が家族に分け与え、このお餅を「歳魂(トシダマ)」と呼んでいました。
江戸時代になると歳魂はお餅からお金に変わり始め、昭和の高度経済成長期には広く浸透しました。
これが現在の「お年玉」の由来とされています。



 

負けず嫌い家康の覚悟、門松

かつては木の梢に神が宿ると考えられており、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味があります。
門松における竹の切り方に「そぎ」というものがあります。
これは節の部分から斜めにそぐ切り方で、切り口が笑った顔に見えるため縁起がいいといわれています。
「そぎ」の始まりとして最も有力な説は、徳川家康が武田信玄に負けた際、「次は必ず武田()を切る」といい門松の竹を斜めに切ったことです。
江戸幕府が始まって以来関東で定番の形になったといわれています。
もともと門松に使われていた切り方は「寸胴」といい、竹を水平に切るものです。
なかにお金が貯まりやすく、貯蓄の意味で金融機関などに好まれるようです。
 




クリスマスが終わり、お正月飾りがたくさん出てきますね。
おうちに飾って清々しく一年を迎えませんか?
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